2014年3月9日日曜日

Google Earthで見る温帯の自然―温帯の分布

ケッペンの気候区分の中の温帯について,最初に,世界での分布を見てみます.「Google Earthで見る地図教材のページ」の「気候」のページにある「ケッペンの気候区分」の表の「温帯」の「C温帯」とある青いボタンをクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,温帯の範囲を立体で表した地図が表示されます.
立体で緑系統の色に表示されている範囲が温帯です.主に中緯度地域に温帯が広がっています.温帯の範囲は,主に気温で定義されます.最も寒い月の平均気温が18℃より低く,-3℃よりも高い,という条件に加えて,最も暖かい月の平均気温が10℃より高い,という条件に当てはまる地域が温帯になります.ただし,降水量が著しく少ない地域は,温帯ではなく乾燥帯になります.最も気温が低くなるのは,北半球では1月で,南半球では7 月ですので,それぞれの月の気温と重ねてみてみます.まず,1月の気温は,「Google Earthで見る地図教材のページ」の「気候」のページにある「気温」の表の「世界の月別平均気温」の「世界1月気温」とある青いボタンをクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,1月の平均気温を色で表した地図が,温帯の範囲を立体で表した地図とあわせて表示されます.

 
この地図を見ると,北半球では,温帯は,主に,薄い水色から黄色で塗られた,ー5℃から15℃の地域になっています.一方,南半球では,温帯は,主に,黄色から濃いだいだい色に塗られた,10℃から30℃の地域になっています.
 次に,7月の気温は,「Google Earthで見る地図教材のページ」の「気候」のページにある「気温」の表の「世界の月別平均気温」の「世界7月気温」とある青いボタンをクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,7月の平均気温を色で表した地図が,熱帯の範囲を立体で表した地図とあわせて表示されます.
この地図を見ると,1月とは反対に,南半球では,温帯は,主に,薄い水色から黄色で塗られた,ー5℃から15℃の地域になっています.一方,北半球では,温帯は,主に,薄い緑色から濃いだいだい色に塗られた,5℃から30℃の地域になっています.

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