Google Earthでは,地形を立体的に見ることができます.一般的な地図では,地形は,等高線で表されてきましたが,等高線から立体的な地形を想像するのは,それほど簡単ではありません.Google Earthでは,等高線を立体に見ることができますので,尾根と谷を表す等高線を,Google Earthで見てみます.
最初に,小起伏な山地の事例として,和泉山地の尾根と谷を見てみます.「Google Earthで見る地図教材のページ」の「地形」のページにある「様々な地形の等高線図」の表の「尾根と谷」の「和泉山地」とある青いボタンをクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,尾根と谷の等高線を立体で表した地図が表示されます.
この地図を見ると,等高線の屈曲が顕著で,明瞭な尾根と谷が,等高線から読み取れます.ただし,尾根と谷との標高差が100 m程度と小さいため,あまり,明瞭には立体的に見えていません.とはいえ,視点を変えながら見ていると,ある程度立体的に見えると思いますので,等高線の形状と,尾根・谷との関係が,理解しやすいのではないかと思います.
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