立体で青系統の色に表示されている範囲が亜寒帯です.主に北半球の高緯度地域に亜寒帯が広がっています.南半球では,南極を除いて,高緯度地域に陸地がほとんどありませんので,亜寒帯は,ほとんどありません.亜寒帯の範囲は,主に気温で定義されます.最も寒い月の平均気温が-3℃より低く,最も暖かい月の平均気温が10℃より高い,という条件に当てはまる地域が亜寒帯になります.ただし,降水量が著しく少ない地域は,亜寒帯ではなく乾燥帯になります.最も気温が低くなるのは,北半球では1月で,南半球では7 月ですので,それぞれの月の気温と重ねてみてみます.まず,1月の気温は,「Google Earthで見る地図教材のページ」の「気候」のページにある「気温」の表の「世界の月別平均気温」の「世界1月気温」とある青いボタンをクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,1月の平均気温を色で表した地図が,亜寒帯の範囲を立体で表した地図とあわせて表示されます.
この地図を見ると,北半球では,亜寒帯は,主に,青色で塗られた,-5℃より低い地域になっています.
次に,7月の気温は,「Google Earthで見る地図教材のページ」の「気候」のページにある「気温」の表の「世界の月別平均気温」の「世界7月気温」とある青いボタンをクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,7月の平均気温を色で表した地図が,熱帯の範囲を立体で表した地図とあわせて表示されます.
この地図を見ると北半球では,亜寒帯は,主に,黄色からだいだい色に塗られた,10℃より高い気温の地域になっています.
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