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2014年2月11日火曜日

Google Earthで見る日本の人口分布―人口密度が高い地域の様子


人口密度が高い地域の様子を,上空から,そして,地上から見てみます.「人口に関わる指標」の表にある「人口密度」の「東京都豊島区」の青いボタンをクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,東京都豊島区の上空から見た空中写真が,Google Earthで表示されます. 
この空中写真を見ると,灰色で大小さまざまな四角が無数に見られます.これらの四角が建物で,人口密度が極めて高い地域では,多くの建物が密集していることが分かります.ただし,一様に同じような建物があるわけではありません.駅の周辺には,高層の大きな建物があり,そこから離れると低層の建物が増えていきます.このような様子は,空中写真でも読み取れますが,ストリートビューでも見ることができます.この地域では,ほぼすべての道路でストリートビューが提供されていますので,Google Earth画面の右上にある人形を,道路にドラッグします.駅の近くで見てみると,下のような,ストリートビュー画面が表示されます.
駅の周辺では,広い道路の両側に高層の大きな建物があり,商業施設や事業所として利用されていることが分かります.一方,駅から離れた地域でストリートビューを見てみると,下のような異なる様子が見られます.
狭い道路の両側に,低層の建物が密集しており,住宅地として利用されていることが分かります.

2014年2月10日月曜日

Google Earthで見る日本の人口分布―市区町村別人口密度の分布

市区町村別人口密度を表す地図を見てみます.まず,「Google Earthで見る地図教材のページ」の「人口・産業」のページにある「人口に関わる指標」の表にある「人口密度」の「市区町村別」(立体)の青いボタンをクリックまたはタップします. そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,市区町村別人口密度を,市区町村の領域の高さで表した地図が,Google Earthで表示されます.
この地図では,人口密度が市区町村の領域の高さに比例しており,高く表示されている市区町村ほど,人口密度が高いことを示しています.また,領域の色が赤いほど人口密度が高く,緑ほど人口密度が低いことを表しています.この地図を見ると,人口の地図とは大きく異なり,首都圏や近畿圏などの大都市圏の人口密度が,その他の地域に比べて,極めて高いことが分かります.これは,細分された区などの狭い面積の市区町村に,ある程度多くの人が住んでいるためです.このような大都市圏は,主に,太平洋ベルトに 分布しており,首都圏と近畿圏が非常に大きなものになっています.これら首都圏や近畿圏のように大きな都市圏では,中心部の人口密度が極めて高く,周辺に行くにしたがって,徐々に人口密度が低下していく様子がみられます.ただし,よくよく見ると,首都圏においても近畿圏でも,中心部は,その周辺よりもやや人口密度が低くなっています.ドーナツ化現象と呼ばれるものです.中心部は,商業用地や業務用地が多くなり,居住者が減少することによって,このようになります.

2014年2月6日木曜日

Google Earthで見る肉牛産地―肉牛飼養頭数と人口密度との関係

肉牛飼養頭数の地図に,人口密度の地図を重ねてみます.まず,「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「人口密度」の青いボタンをクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,肉牛飼養頭数の地図に加えて,人口密度を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
この地図を見ると,人口密度については,肉牛産地とやや関係がみられます.赤く塗られた人口密度がきわめて高い地域では,ほとんど肉牛は飼養されていません.また,肉牛の飼養頭数が多い地域のほとんどは,黄色か黄緑色か緑色に塗られた,比較的人口密度が低い地域にあります.これらのことから,肉牛の飼養は,比較的人口密度が低い地域で盛んであるといえそうです.

2014年1月30日木曜日

Google Earthで見る茶産地―茶収穫量と人口密度との関係

茶収穫量の地図に,人口密度の地図を重ねてみます.まず,「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「人口密度」の青いボタンをクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,茶収穫量の地図に加えて,人口密度を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
この地図を見ると,人口密度については,様々な地域に茶の産地があることが分かります.人口密度が最も高いことを示す赤で塗られた地域には,茶の収穫量が多い地域はないものの,だいだい色,黄色,黄緑色の様々な人口密度の地域に茶産地が分布します.

2014年1月23日木曜日

Google Earthで見る日本の春菊産地ー春菊収穫量と人口密度との関係

 今回は,春菊収穫量の地図に,人口密度の地図を重ねてみます.春菊収穫量の地図が表示されていない場合は,前回と同様に,春菊収穫量の地図を表示して下さい.表示されたら,「Google Earthで見る地図教材」のページの「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「人口密度」の「地図」の欄にある「◯」をクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,春菊収穫量の地図に加えて,人口密度を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
この地図を見ると,春菊の収穫量が多い地域は,人口密度が比較的多い地域にあるか,多い地域に隣接する地域にある,という特徴がみられます.春菊の収穫量が多い地域は,比較的人口密度が低いことを表す黄緑色や黄色で塗られた地域にもみられますが,人口密度がかなり高いことを示すだいだい色や赤色に塗られた地域にもみられます.また,人口密度が少ない春菊産地の多くは,人口密度がかなり高い地域に隣接しています.農業は,広い土地を必要とするため,比較的人口密度が低い地域で盛んな場合が多いですが,春菊の産地は,かなり人口密度が高い地域においても,多くの収穫量があるという特徴があります.

2014年1月15日水曜日

Google Earthで見る日本のレタス産地ーレタス収穫量と人口密度との関係

   今回は,レタス収穫量の地図に,人口密度の地図を重ねてみます.レタス収穫量の地図が表示されていない場合は,前回と同様に,レタス収穫量の地図を表示して下さい.表示されたら,「Google Earthで見る地図教材」のページの「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「人口密度」の「地図」の欄にある「◯」をクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,レタス収穫量の地図に加えて,人口密度を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
この地図を見ると,レタスの収穫量が多い地域は,人口密度については多様であることがわかります.レタスの収穫量が多い地域は,比較的人口密度が低いことを表す黄緑色や黄色で塗られた地域に多くみられますが,それ以外の地域にもあります.人口密度が高いだいだい色の地域にも収穫量が多い地域はみられますし,赤く塗られた大都市でも,まったく収穫がないわけではありません.以上のように,人口密度については,多様な地域にレタスの産地があると言えます.

2014年1月8日水曜日

Google Earthで見る日本の水稲産地ー水稲収穫量と人口密度との関係

 今回は,水稲収穫量の地図に,人口密度の地図を重ねてみます.水稲収穫量の地図が表示されていない場合は,前回と同様に,水稲収穫量の地図を表示して下さい.表示されたら,「Google Earthで見る地図教材」のページの「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「人口密度」の「地図」の欄にある「◯」をクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,水稲収穫量の地図に加えて,人口密度を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
  この地図を見ると,水稲の収穫量が多い地域は,人口密度についても多様であることがわかります.水稲の収穫量が多い地域は,比較的人口密度が低いことを表す黄緑色で塗られた地域に多くみられますが,それ以外の地域にもあります.人口密度が高いだいだい色の地域にも収穫量が多い地域はみられますし,赤く塗られた大都市でも,まったく収穫がないわけではありません.以上のように,人口密度についても,多様な地域に水稲の産地があると言えます.

2013年12月25日水曜日

Google Earthで見る日本のブドウ産地ーブドウ収穫量と人口密度との関係

 今回は,ブドウ収穫量の地図に,人口密度の地図を重ねてみます.ブドウ収穫量の地図が表示されていない場合は,前回と同様に,ブドウ収穫量の地図を表示して下さい.表示されたら,「Google Earthで見る地図教材」のページの「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「人口密度」の「地図」の欄にある「◯」をクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,ブドウ収穫量の地図に加えて,人口密度を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
  この地図を見ると,ブドウの収穫量が多い地域は,人口密度が小さいところも大きいところもあることがわかります.ブドウ収穫量上位30市町村は,比較的人口密度が高いだいだい色に塗られた地域もあれば,人口密度が低い黄緑色に塗られた地域もあります.リンゴ産地,ミカン産地と比べると,様々な人口密度の地域に分布がみられた,ミカン産地とよく似た傾向と言えます.

2013年12月18日水曜日

Google Earthで見る日本のリンゴ産地ーリンゴ収穫量と人口密度との関係

  今回は,リンゴ収穫量の地図に,人口密度の地図を重ねてみます.リンゴ収穫量の地図が表示されていない場合は,前回と同様に,リンゴ収穫量の地図を表示して下さい.表示されたら,「Google Earthで見る地図教材」のページの「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「人口密度」の「地図」の欄にある「◯」をクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,リンゴ収穫量の地図に加えて,人口密度を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
  この地図を見ると,リンゴの収穫量が多い地域は,比較的人口密度が小さいことがわかります.リンゴ収穫量上位30市町村は,いずれも黄色か黄緑色に塗られた地域になります.大都市圏や県庁所在都市では,だいだい色か赤色に塗られていることから,黄色や黄緑色に塗られた地域は,比較的人口密度が低い地域になります.ミカンの収穫量が多い地域は,だいだい色の地域にもありましたが,リンゴの主な産地は,それよりも人口密度が小さい地域に分布していることになります.

2013年12月12日木曜日

Google Earthで見る日本のミカン産地ーミカン収穫量の分布と人口密度との関係

  今回は,ミカン収穫量の地図に,人口密度の地図を重ねてみます.まず,「Google Earthで見る地図教材」のページの「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「人口密度」の「地図」の欄にある「◯」をクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,ミカン収穫量の地図に加えて,人口密度を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
  この地図を見ると,人口密度についても,様々な地域にミカンの産地があることが分かります.人口密度が最も高いことを示す赤で塗られた地域には,ミカンの収穫量が多い地域はないものの,それ以外のだいだい色から緑色にかけての様々な人口密度の地域にミカン産地が分布します.広大な農地がある地域では,人口密度はあまり高くはないと考えられますので,人口密度が,ある程度高い地域にも,ミカン収穫量が多い地域があるということは,ミカン栽培は,広大な農地で行われているとは限らないことを示しています.

2013年12月6日金曜日

日本の農業と人口密度との関係を表す地図ー市町村別ブロッコリー収穫量と人口密度

  今回は,ブロッコリーの収穫量と人口密度との関係です.棒の高さが収穫量に比例しており,平面に人口密度を表しています.平面の濃淡が濃いほど人口密度が高いことを示しています.
  ブロッコリーも,これまでと同様に,大都市圏に,収穫量が多い地域がみられます.ただし,人口密度が著しく高いところではなく,その周辺地域に主要な産地があります.

2013年12月5日木曜日

日本の農業と人口密度との関係を表す地図ー市町村別ミツバ収穫量と人口密度


   今回は,ミツバの収穫量と人口密度との関係です.棒の高さが収穫量に比例しており,平面に人口密度を表しています.平面の濃淡が濃いほど人口密度が高いことを示しています.
   ミツバも,人口密度が高い地域で,収穫量が多くなっています.関東,東海,近畿,九州の人口密度が高い地域に主な産地がありますが,北海道にも,いくつか産地があります

2013年12月4日水曜日

日本の農業と人口密度との関係を表す地図ー市町村別チンゲンサイ収穫量と人口密度

  今回は,チンゲンサイの収穫量と人口密度との関係です.棒の高さが収穫量に比例しており,平面に人口密度を表しています.平面の濃淡が濃いほど人口密度が高いことを示しています.
  この地図を見ると,チンゲンサイも,大都市とその近郊で収穫量が多いことが分かります.特に,関東から東海の,人口密度が高い地域とその周辺に主な産地があります.

2013年12月3日火曜日

日本の農業と人口密度との関係を表す地図ー市町村別小松菜収穫量と人口密度

今回は,小松菜の収穫量と人口密度との関係です.棒の高さが収穫量に比例しており,平面に人口密度を表しています.平面の濃淡が濃いほど人口密度が高いことを示しています.
  この地図を見ると,これまでと同様に,小松菜も人口密度が高い大都市圏に収穫量が多い地域があります.特に,首都圏に主要な産地が多くみられます.

2013年12月2日月曜日

日本の農業と人口密度との関係を表す地図ー市町村別ホウレンソウ収穫量と人口密度

   今回は,ホウレンソウの収穫量と人口密度との関係です.棒の高さが収穫量に比例しており,平面に人口密度を表しています.平面の濃淡が濃いほど人口密度が高いことを示しています.
   ホウレンソウも春菊とよく似た分布をしています.人口密度が高い大都市圏そその周辺地域に主な産地がみられます.ただし,岐阜県の高山市のように,大都市圏からやや離れた地域にも収穫量が多いところがあります.

2013年12月1日日曜日

日本の農業と人口密度との関係を表す地図-市町村別春菊収穫量と人口密度

  これまで,農業と気温や降水量との関係を見てきましたが,農業には,気候だけではなく,社会環境も影響しています.今週は,社会環境として人口密度を取り上げ,農業と人口密度との関係を表す地図を見てみます.
   今回は,春菊の収穫量と人口密度との関係です.棒の高さが収穫量に比例しており,平面に人口密度を表しています.平面の濃淡が濃いほど人口密度が高いことを示しています.
   この地図を見ると,人口密度が高い地域やその隣接地域に,春菊の収穫量が多い地域があることが分かります.これまで見てきた作物は,首都圏や近畿圏といった人口密度が高い大都市圏では,あまり収穫量は多くありませんでした.それに対して,春菊は,それら大都市圏に主要な産地があります.

2013年10月11日金曜日

立体で表示する日本の市区町村別人口密度-光源の変更

   光源を変えた地図を2つ作ってみました.これまでの地図(一番上)は,北西に光源があり,南東側に影ができるようになっていましたが,南に光源を移動したもの(中央)と,光源の位置は北西のままで,光があたっているところと影とのコントラストを下げたもの(一番下)とを作成しました.
   南に光源を置いた地図(中央)は,この地図が南から見たものであることから,人口密度が高い地域の側面に光があたって,非常に明るく,目立って見えます.少し目立ちすぎのようにも見えますが,地図が小さい時や暗い時(このBloggerは,今のところ,画像をアップロードすると,全体的に暗く灰色がかってしまいます.原図は背景は白ですが,ここでは灰色に見えています)には,このくらい目立った方が良いかもしれません.
   コントラストを下げた地図(一番下)は,これまでやや暗かった,人口密度が高い地域の側面が明るくなった半面,これまで明るかったところ(緑色の多くの地域)は,暗くなりました.これまでの地図(一番上)よりも,人口密度が高い地域は,より目立つようになりましたが,そうではない地域の人口密度の違いは分かりにくくなりました.
   以上のように,光源の位置やコントラストを変えることには,長短両面がありそうです.これまでの地図は,初期設定の光源を使用していましたが,さすがに初期設定だけあって,最も中庸な地図になるようです.とりあえずは,初期設定の光源である,北西に光源を置いて,ある程度コントラストをつける,という設定で,ある程度見やすい地図ができそうですが,地図の特徴や,提供する大きさ等によっては,最適なものを選ぶ必要があると思います.

2013年10月10日木曜日

立体で表示する日本の市区町村別人口密度-色の変更

  今回は,色を変えた地図を2つ作ってみました.一つはすべての市区町村を同じ色にしたもので,もう一つは,人口密度の値によって,同じような色の濃淡で塗り分けたもの(人口密度が高いほど,濃い緑)です.
   一つ目の地図は,同じ色で塗っているのですが,人口密度が高い地域が,妙に暗く見えます.これは,立体感をだすための光源が北西にあるため,市区町村の南東の側面が影になるためです.このため,人口密度が高い地域は,ある程度目立っています.
    一方,人口密度の値によって,同じような色の濃淡で塗り分けた地図ですが,先ほどの,同じ色で塗った地図と,あまり違いがないように見えます.よく見ると,大都市ではない地域で,比較的人口密度が高い地域で,やや色が濃くなってているのが分かるのですが,先ほどの地図とあまり違いません.
  どちらの地図も,大きな違いはありませんでしたが,色で塗り分けた地図とは,かなり違います.良くも悪くも,色で塗り分けた地図では,人口密度が高い地域が目立ちます.濃淡で塗り分けると,中庸な地図ができるかと思ったのですが,光源の影響が大きく,濃淡の効果が,よく分かりませんでした.次回は,光源を変えた地図を作ってみたいと思います.

2013年10月9日水曜日

立体で表示する日本の市区町村別人口密度-視点の移動

 
  立体で表示する地図の視点を変えてみました.これまで,太平洋に視点がある地図を見てきましたが,視点を日本海に置いたものを作ってみました.
  たしかに,視点が移動すると,地図の印象もだいぶ変わります.普段は,北を上にした地図を見慣れていると思いますが,日本海から見ると,南が上になりますので,地理的な位置関係を把握するところから違和感があるかもしれません.人口密度を見ると,東京や大阪の中心部よりも北側が見えるようになりました.しかし,その南側は見えなくなりました.とはいえ,特に人口密度が顕著に異なる地域が隠されることはないようです.ただし,多くの視点から見えない部分が少しはあります.東京や大阪などの大都市では,中心部の人口が減少するというドーナツ化現象が生じて,中心部よりもその周辺部の方が人口密度は高くなっていますが,この中心部は,どこからも影になってしまいます.このため,次の地図のように,ほとんど真上から見ないと中心部の人口密度が低いことは分かりません.
 
  このような問題を解消する最も確実な方法は,3次元のまま地図を利用することだと思います.ここに示している地図は,3次元のものをjpegに変換したものですので,2次元になっていますが,kmlファイルのような3次元のデータが扱えるファイルにして,Google Earthのようなソフトウェアで閲覧すれば,この問題は解決します.この地図は,ArcGISというGISソフトウェアで作成しており,kmlファイルにも変換できるはずなのですが,今のところうまく変換できていません.Google Earthで閲覧できるようになれば,タブレットPCなどで手軽に閲覧できるようになりますので,地図教材としての価値は高いのではないかと思っています.


2013年10月8日火曜日

立体で表示する日本の市区町村別人口密度-2次元との比較


  立体ではない市区町村別人口密度の階級区分図と立体のものとを比較してみました.どちらも同じデータを使っており,色分けの階級値も同じにしてあります.
  やはり,見た目の分かりやすさでは,立体で表示したものの方が有利だと思います.立体ではない地図では,東京,大阪,名古屋は,人口密度が高いことが分かるものの,それ以外は,かなりじっくり見ないと,高い地域を見つけることは難しいと思います.立体の地図では,高さが強調されているため,簡単に,人口密度の違いを読み取ることができます.
  ただし,こうして比較してみると,立体の地図にも弱点が見つかります.立体で表示すると,影になる部分ができてしまいます.人口密度が高い地域の後ろは見えていませんので,視点を置く場所によって,地図から読み取れる内容が変わるかもしれません.次回は,視点を変えて立体で表示した地図を見てみたいと思います.