2013年10月10日木曜日

立体で表示する日本の市区町村別人口密度-色の変更

  今回は,色を変えた地図を2つ作ってみました.一つはすべての市区町村を同じ色にしたもので,もう一つは,人口密度の値によって,同じような色の濃淡で塗り分けたもの(人口密度が高いほど,濃い緑)です.
   一つ目の地図は,同じ色で塗っているのですが,人口密度が高い地域が,妙に暗く見えます.これは,立体感をだすための光源が北西にあるため,市区町村の南東の側面が影になるためです.このため,人口密度が高い地域は,ある程度目立っています.
    一方,人口密度の値によって,同じような色の濃淡で塗り分けた地図ですが,先ほどの,同じ色で塗った地図と,あまり違いがないように見えます.よく見ると,大都市ではない地域で,比較的人口密度が高い地域で,やや色が濃くなってているのが分かるのですが,先ほどの地図とあまり違いません.
  どちらの地図も,大きな違いはありませんでしたが,色で塗り分けた地図とは,かなり違います.良くも悪くも,色で塗り分けた地図では,人口密度が高い地域が目立ちます.濃淡で塗り分けると,中庸な地図ができるかと思ったのですが,光源の影響が大きく,濃淡の効果が,よく分かりませんでした.次回は,光源を変えた地図を作ってみたいと思います.

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