立体ではない市区町村別人口密度の階級区分図と立体のものとを比較してみました.どちらも同じデータを使っており,色分けの階級値も同じにしてあります.
やはり,見た目の分かりやすさでは,立体で表示したものの方が有利だと思います.立体ではない地図では,東京,大阪,名古屋は,人口密度が高いことが分かるものの,それ以外は,かなりじっくり見ないと,高い地域を見つけることは難しいと思います.立体の地図では,高さが強調されているため,簡単に,人口密度の違いを読み取ることができます.
ただし,こうして比較してみると,立体の地図にも弱点が見つかります.立体で表示すると,影になる部分ができてしまいます.人口密度が高い地域の後ろは見えていませんので,視点を置く場所によって,地図から読み取れる内容が変わるかもしれません.次回は,視点を変えて立体で表示した地図を見てみたいと思います.
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