今週は,製造業に関わる地図を見たいと思います.今回は,面積当たりの製造品出荷額の地図ですので,地図中の市区町村の体積が,その市区町村の製造品出荷額に比例します.
この図を見ると,関東から東海の太平洋岸および近畿から九州の瀬戸内沿岸に,大きな市区町村が集中していることが分かります.これらの地域は,太平洋ベルトと呼ばれており,工業が盛んであることがよく知られています.ただし,この地図は市区町村の面積当たりで示されており,先週見たように,太平洋ベルトの市区町村は,面積が狭いものが多いため,この地図では過剰に強調されているかもしれません.次回以降,いくつかの指標から,市区町村の製造業の特徴を見てみたいと思います.
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