前回見た市区町村別面積の地図は,視点が太平洋にあり,日本海側の市区町村が陰になっていたため,視点を日本海に移動してみました.光源が日本海と同じく,日本の北西にありますので,日本海側の面に光が当たっており,前回の地図よりも,かなり明るく見えます.
日本海から見た様子は,太平洋から見たものとは異なります.太平洋側の市区町村では,海岸に小さい市区町村があり,内陸に向かって,徐々に大きくなる傾向がありました.一方,日本海側の市区町村を見ると,海岸に小さい市区町村はあるものの,中くらいの市区町村も大きい市区町村もあり,内陸に向かって大きくなる,という傾向はありません.太平洋から内陸に向かって,市区町村は大きくなる傾向にあるものの,日本海からはそうではない,ということは,太平洋から日本海に日本列島を横断する断面で見ると,市区町村の面積は,非対称な分布になっているようです.これは,日本海と太平洋とを分ける分水嶺の偏りと関係しているのかも知れません.地形と市区町村の面積との関係については,いずれ詳しく見てみたいと思います.
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