2014年1月14日火曜日

Google Earthで見る日本のレタス産地ーレタス収穫量と年降水量との関係

  今回は,レタス収穫量の地図に,年降水量の地図を重ねてみます.レタス収穫量の地図が表示されていない場合は,前回と同様に,レタス収穫量の地図を表示して下さい.表示されたら,「Google Earthで見る地図教材」のページの「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「年降水量」の「地図」の欄にある「◯」をクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,レタス収穫量の地図に加えて,年降水量を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
  この地図を見ると,レタスの収穫量が多い地域は,年降水量が比較的少ない地域に目立ちます.夏秋に特に収穫量が多い市町村が位置する本州中部の内陸も,冬春に特に収穫量が多い市町村が位置する瀬戸内海沿岸も,年降水量は1500 mm以下です.ただし,収穫量上位30市町村の中でも,本州中部の太平洋沿岸や九州に位置する市町村では,年降水量が2000 mmを超える地域もありますので,降水量が多いと,レタスの栽培に,ものすごく不利になるという訳ではなさそうです.

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