2014年1月13日月曜日

Google Earthで見る日本のレタス産地ーレタス収穫量と年平均気温との関係

  今回は,前回のレタス収穫量の地図に,年平均気温の地図を重ねてみます.レタス収穫量の地図が表示されていない場合は,前回と同様に,レタス収穫量の地図を表示して下さい.表示されたら,「Google Earthで見る地図教材のページ」の「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「年平均気温」の「地図」の欄にある「◯」をクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,レタス収穫量の地図に加えて,年平均気温を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
  この地図を見ると,レタスの収穫量が多い市町村は,夏秋には涼しい地域に,冬春には暖かい地域に,それぞれ分布することが分かります.夏秋の収穫量が多い市町村は,青色か水色に塗られた地域にあり,これらは年平均気温が12.5℃以下の地域です.一方,冬春の収穫量が多い市町村は,だいだい色に塗られた地域にあり,これらは年平均気温が15℃を超える地域です.収穫量が少ない市町村は,上記のような気温の地域以外にもみられますので,必ずしも,ある一定の気温でのみ栽培が可能という訳ではありません.とはいえ,収穫量が多い地域は特定の気温の地域に限られるということは,気温がレタスの栽培に大きく影響していることを示しています.

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