2013年11月20日水曜日

日本の農業の季節変化と気温との関係を表す地図―市町村別キュウリ収穫量と年平均気温

 今回は,キュウリです.赤い棒で夏秋の収穫量を,青い棒で冬春の収穫量を,それぞれ高さと濃淡で量の多寡を表し,平面で年平均気温を表しています.
   この地図を見ると,これまで見てきたレタスや白菜,キャベツとは若干異なります.これまでと同様に,夏秋の収穫量が多いのは,年平均気温が12.5℃以下の涼しい地域ですが,これまでよりも高緯度の東北や北海道に多くみられます.また,量はあまり多くはないものの,年平均気温が15℃以上の四国や九州でも,夏秋に収穫されています.一方,冬春については,これまでと同様に,年平均気温が15℃以上のところに,ほとんどの産地がみられます.

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