2013年11月19日火曜日

日本の農業の季節変化と気温との関係を表す地図―市町村別キャベツ収穫量と年平均気温

 今回は,キャベツです.緑の棒で春の収穫量を,赤い棒で夏秋の収穫量を,青い棒で冬の収穫量を,それぞれ高さと濃淡で量の多寡を表し,平面で年平均気温を表しています.
   キャベツも,これまで見てきたレタス,白菜と同様の地図になりました.夏秋は,本州中央部の年平均気温が12.5℃以下の涼しい地域で収穫量が多く,春と冬は,年平均気温が15℃以上の暖かい地域で収穫量が多くなっています.これまで見てきたレタスや白菜,キャベツは,いずれも夏は,単純に高緯度地域ではなく,本州中央部の涼しい地域で収穫量が多いことから,この地域が比較的気温が低いことを理解する教材としては,適当なのではないかと思います.

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