2013年10月11日金曜日

立体で表示する日本の市区町村別人口密度-光源の変更

   光源を変えた地図を2つ作ってみました.これまでの地図(一番上)は,北西に光源があり,南東側に影ができるようになっていましたが,南に光源を移動したもの(中央)と,光源の位置は北西のままで,光があたっているところと影とのコントラストを下げたもの(一番下)とを作成しました.
   南に光源を置いた地図(中央)は,この地図が南から見たものであることから,人口密度が高い地域の側面に光があたって,非常に明るく,目立って見えます.少し目立ちすぎのようにも見えますが,地図が小さい時や暗い時(このBloggerは,今のところ,画像をアップロードすると,全体的に暗く灰色がかってしまいます.原図は背景は白ですが,ここでは灰色に見えています)には,このくらい目立った方が良いかもしれません.
   コントラストを下げた地図(一番下)は,これまでやや暗かった,人口密度が高い地域の側面が明るくなった半面,これまで明るかったところ(緑色の多くの地域)は,暗くなりました.これまでの地図(一番上)よりも,人口密度が高い地域は,より目立つようになりましたが,そうではない地域の人口密度の違いは分かりにくくなりました.
   以上のように,光源の位置やコントラストを変えることには,長短両面がありそうです.これまでの地図は,初期設定の光源を使用していましたが,さすがに初期設定だけあって,最も中庸な地図になるようです.とりあえずは,初期設定の光源である,北西に光源を置いて,ある程度コントラストをつける,という設定で,ある程度見やすい地図ができそうですが,地図の特徴や,提供する大きさ等によっては,最適なものを選ぶ必要があると思います.

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