茶収穫量の地図に,年降水量の地図を重ねてみます.まず,「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「年降水量」の青いボタンをクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,茶収穫量の地図に加えて,年降水量を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
この地図を見ると,主な茶の産地は,比較的降水量が多い地域に分布することが分かります.茶の収穫量が多い地域のほとんどは,水色,青,紫のいずれかに塗られた地域に分布しており,これは,年降水量が1500 mm以上の地域です.ミカンの主な産地は,瀬戸内海沿岸の年降水量が1500 mmを下回る地域にもみられましたが,茶の主な産地は瀬戸内海沿岸地域にはみられません.ミカンと茶の分布は,かなり似ていますが,この点が両者で異なるところです.
0 件のコメント:
コメントを投稿