2013年12月26日木曜日

Google Earthで見る日本のブドウ産地―ブドウ畑の様子

  今回は,ブドウ畑の様子を,上空から,そして,地上から見てみます.その前に,年平均気温や年降水量,人口密度の地図が表示されていると,地表面の様子が見えませんので,次のようにして,それらを非表示にします.PCの場合は,Google Earth画面の左にある地図名が表示されている部分の,年平均気温,年降水量,人口密度の左端にあるチェックボックスをクリックして,チェックが入っていない状態にします.タブレットやスマートフォンの場合は,画面左上の線が三本横に描かれた部分をタップして表示される「地図を消去」をタップします.そうすると,これまで表示されていた地図がなくなり,地表面が見える状態になります.以上で準備が整いましたので,「Google Earthで見る地図教材」のページの,「ブドウ」の「耕地の事例」の欄にある左の「◯」をクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,ブドウ畑の上空から見た空中写真が,Google Earthで表示されます.
  この空中写真を見ると,ブドウ畑の目印を示した,肌理の細かい深緑のところと,それよりも肌理の粗い,深緑色の点や線が整然と並んでいるところとがあります.これら両方とも果樹園なのですが,前者の肌理が細かい方がブドウ畑で,後者の肌理が粗い方はモモ畑です.周辺を探すと,ブドウ畑とモモ畑とが,混在している様子を見ることできると思います.それらのブドウ畑やモモ畑は,ミカン畑とは異なり,いずれも平野にあります.ただし,ある程度縮小して,周辺を見るとわかりますが,近くには山地があり,リンゴ畑と同様に,平野の中でも,比較的山地に近いところにブドウ畑やモモ畑があります.
  再び,最初のブドウ畑に戻って,地上の様子を見てみます.このブドウ畑の事例としたところにある道路では,ストリートビューが提供されていますので,Google Earth画面の右上にある人形を,このリンゴ畑を通る道路にドラッグします.そうすると,下のような,ストリートビュー画面が表示されます.
  このストリートビュー画面で,道路の左側手前にある,葉の高さがそろった木が規則的に並んでいるのが,ブドウ畑です.道路の左側奥にみられる,様々な高さに葉がある木が並んでいるのがモモ畑です.周囲には,多くのブドウ畑やモモ畑があることや,周辺には山地があることが分かります.

0 件のコメント:

コメントを投稿