2013年11月18日月曜日

日本の農業の季節変化と気温との関係を表す地図―市町村別白菜収穫量と年平均気温

 今回は,白菜です.緑の棒で春の収穫量を,赤い棒で夏の収穫量を,青い棒で秋冬の収穫量を,それぞれ高さと濃淡で量の多寡を表し,平面で年平均気温を表しています.
   白菜の産地の分布の季節変化も,レタスとよく似ています.夏は,本州中央部の年平均気温が12.5℃以下の涼しい地域で収穫量が多く,春と秋冬は,年平均気温が15℃以上の暖かい地域で収穫量が多くなっています.レタスと若干異なる点は,収穫量が多い季節です.レタスは,夏の収穫量が,春,秋,冬の収穫量に比べてかなり多いのに対して,白菜は,夏よりも秋冬の収穫量の方が多くなっています.

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