2013年12月17日火曜日

Google Earthで見る日本のリンゴ産地ーリンゴ収穫量と年降水量との関係

  今回は,リンゴ収穫量の地図に,年降水量の地図を重ねてみます.リンゴ収穫量の地図が表示されていない場合は,前回と同様に,リンゴ収穫量の地図を表示して下さい.表示されたら,「Google Earthで見る地図教材」のページの「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「年降水量」の「地図」の欄にある「◯」をクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,リンゴ収穫量の地図に加えて,年降水量を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
  この地図を見ると,リンゴの収穫量が多い地域は,年降水量があまり多くはないことが読み取れます.本州の中部から北部にかけての日本海沿岸には,年降水量が2000 mmを超える地域が広がっていますが,リンゴ収穫量が多い地域は,それよりも内陸に位置しており,年降水量は,ほぼ1500 mm以下です.年降水量が2500 mmを超える地域にも,リンゴの産地はいくつかありますので,降水量が多いと栽培ができないというわけではないでしょうが,収穫量が多い地域は,年降水量が比較的少ない地域にあります.

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