2013年12月16日月曜日

Google Earthで見る日本のリンゴ産地ーリンゴ収穫量と年平均気温との関係

   今回は,前回のリンゴ収穫量の地図に,年平均気温の地図を重ねてみます.リンゴ収穫量の地図が表示されていない場合は,前回と同様に,リンゴ収穫量の地図を表示して下さい.表示されたら,「Google Earthで見る地図教材のページの「農業の背景となる自然・社会環境」の一覧表にある「年平均気温」の「地図」の欄にある「◯」をクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,リンゴ収穫量の地図に加えて,年平均気温を色で表した地図が,Google Earthで表示されます.
   この地図を見ると,リンゴの産地も年平均気温と明瞭な関係があることが読み取れます.本州の中部から北部にかけて,内陸部にのみ,水色に塗られた地域がみられます.ちょうど,その地域に,リンゴ収穫量が多い地域が分布しています.リンゴの収穫量が多い地域は,ほぼ水色で塗られた地域,すなわち,年平均気温が10℃から12.5℃の地域に限られます.ミカンの産地は,年平均気温が15℃以上の地域にありましたので,それよりも大分寒い地域に,主要なリンゴ産地が分布することになります.

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