2014年2月9日日曜日

Google Earthで見る日本の人口分布―市区町村別人口の分布

今週は,日本の人口分布を見てみます.最初に,市区町村別人口を表す地図を見てみます.まず,「Google Earthで見る地図教材のページ」の「人口・産業」のページにある「人口に関わる指標」の表にある「人口」の「市区町村別」の青いボタンをクリックまたはタップします. そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,市区町村別人口を,球の高さで表した地図が,Google Earthで表示されます.
この地図では,人口が球の高さに比例しており,高く表示されている市区町村ほど,人口が多いことを示しています.また,球の色が赤いほど人口が多く,緑ほど人口が少ないことを表しています.地図を傾けると,高さの違いがよく分かります.地図を傾けるには,PCでは,shiftキーを押しながら,マウスのスクロールホイールを回転させるか,マウスの左ボタンでドラッグします.タブレットやスマートフォンでは,二本の指をそろえて同時に画面に触れ,指先を下方向へ動かすと,地図が傾きます.
この地図を見ると,人口が多い市区町村は,太平洋ベルトに多くみられるものの,全国に点在していることが分かります.日本で人口が集中する首都圏や近畿圏で,とびぬけて人口が多い市区町村がみられませんが,これは,大都市では,区に細分されているためです.このため,首都圏や近畿圏などの大都市圏には,ものすごく人口が多い市区町村はないものの,ある程度人口が多い市区町村が非常に数多く分布しています.

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