2014年2月3日月曜日

Google Earthで見る肉牛産地―市町村別肉牛飼養頭数の分布

今週は,肉牛です.最初に,市町村別肉牛飼養頭数を表す地図を見てみます.まず,「Google Earthで見る地図教材のページ」の「農業」のページにある「畜産」の表にある「肉牛」の「上位30市町村」の青いボタンをクリックまたはタップします. そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,肉牛飼養頭数上位30市町村の飼養頭数を,球と市町村の領域の高さで表した地図が,Google Earthで表示されます.
この地図では,肉牛飼養頭数が球と市町村の領域の高さに比例しており,高く表示されている市町村ほど,肉牛の飼養頭数が多いことを示しています.地図を傾けると,高さの違いがよく分かります.地図を傾けるには,PCでは,shiftキーを押しながら,マウスのスクロールホイールを回転させるか,マウスの左ボタンでドラッグします.タブレットやスマートフォンでは,二本の指をそろえて同時に画面に触れ,指先を下方向へ動かすと,地図が傾きます.
この地図を見ると,肉牛飼養頭数上位30市町村のほとんどは,九州と東北,北海道に分布しています.ただし,日本の全肉牛飼養頭数の中で,上位30市町村が占める割合は,25%に過ぎません.このため,それ以外にも多くの市町村で肉牛を使用していることになりますので,全市町村の地図を,次に見てみます.先ほどと同様に,「畜産」の表にある「肉牛」の「全市町村」の青いボタンをクリックまたはタップします. そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,肉牛を飼養している全市町村の飼養頭数を,球と市町村の領域の高さで表した地図が,Google Earthで表示されます.
この地図を見ると,日本のほぼ全域で肉牛が飼養されていることが分かります.また,上位30市町村以外にも,ある程度飼養頭数が多い地域は,日本中に点在しています.

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