2014年3月20日木曜日

Google Earthで見る亜寒帯の自然―ロシアの永久凍土地域の高床住居の様子

亜寒帯では,永久凍土が分布する地域があります.永久凍土とは,一年を通して凍結した状態が維持されている地面のことです.夏季には地表面付近は,融解しますが,地下では凍結したままです.このような地域では,一年を通して凍結している深さに建物の基礎をつくり,融解時に建物が沈下したり,傾いたりしないようにしています.また,建物の熱によって,深くまで融解しないように,高床式にして,建物の熱が地面に伝わらないようにしています.このような高床住居の様子を見てみます.
Google Earthで見る地図教材のページ」の「気候」のページにある「ケッペンの気候区分」の表の「亜寒帯」の「高床住居」(ロシア)とある青いボタンをクリックまたはタップします.そして,PCでは「開く」を,タブレットやスマートフォンでは「Google Earthで開く」を,クリックまたはタップします.そうすると,下のような,空中写真が表示されます.
この空中写真で,灰色の細長い四角に見えるのが集合住宅です.Google Earth画面の右上にある人形を,ブドウ畑を通る道路にドラッグします.そうすると,下のような,ストリートビュー画面が表示されます.
高層の集合住宅ですが,地面との間に空洞があり,階段を登ったところから1階になっていることが分かります.

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